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漫画紹介 [岡村 星] ラブラブエイリアン

[岡村 星] ラブラブエイリアン

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 これもTVになったらしいですよね、しかも実写で。どうなんだ?って気もしますが、、、というのは、この漫画、超リアル本音トークが大きなポイントになってるからです。「そこまでいうか」ってくらい。

 設定は無茶苦茶で、女4人友達のところに、小さな宇宙人が円盤ごと不時着してってところから始まります。そうなると昔の「E.T」みたいな感じになるの かと思いきや、全然ならず、まったりとした日常が続く。

 

そのまったり日常が、女性達のガールズトークなんだけど、めっちゃリアル、てか、ちょっと行きすぎ だろってくらい。でもそのセリフが面白い。ほとんど宇宙人要らないんじゃ、、、?って感じだけど、宇宙人の設定が微妙にツッコミになったり、なごませたり、ある いは卓越した科学力でご都合主義的展開を支えてくれたりもする。だからエイリアン必要なんだろうなー。人類を低級な生き物と言い切って、個体の識別なんか 出来ないと蔑視丸出しなんだが、意外と礼儀正しかったり、地球の食べ物が美味しすぎてほわわんとなったり、「ナサ」に通報するのだけはやめてくれと弱みが あったり、全然なんの必然性もない設定がなごみます。

 しっかし、この女性達、そして合コン相手の男性たちの本音トークが面白いのですわ。宇宙人の「本音光線」を浴びて本音を言い出すというパターンもあるん だけど、それがなくても普通に本音を言う。

 

例えば30歳過ぎたキャリア検察官の女性の場合、合コンで付き合い始めた彼氏の話で、「もうやった?」「やっ た。もう2回やって、そん時ちんこも舐めた」「え、早くない、ビッチじゃん」「ビッチ確定だよ」「(宇宙人)今の話は下品ではないのですか」「えー、普通 だよ、女の95パーはもっとすごいこと話してるよ」「もー33にもなってカマトトぶってもしょーがないじゃん、男からしたらむしろ今まで培ったテクニック ぶつけてこいって話でしょ」「でも精子って一回目は濃いけど、二発目は薄まってるって言わない?」「だから一回目は私みたく口で抜いておくんだよ」「やっ ぱ30過ぎた高学歴の女が言うことには知性とスキルが感じられるね」とか、、延々。

 男は男で馬鹿なんですよね、「俺はそれまで巨乳一択だったけど、ギリシャ経済危機からこっち貧乳もアリかなって」「あるよな、そういうの」「俺も貧乳アリって思ったのは特定秘密保護法成立くらいからかな」とか。

 

 下のサンプルは、宇宙人に「本音光線」を浴びせられたブティックの店員さんが、本音全開で「罵倒接客」をする場面。でもいいことも言ってるんですよね。

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 めちゃくちゃなんだけど、本音であるがゆえにいいことも言ってるんですよね。

 

 育児してる友達が来て

「旦那への愛情なんか2%しかない」「セックスなんか 自分の子宮が拒否る」とかいいつつ、

「セックスしなくなっても、愛情も友情もなくなっても、それでも一緒にいれるってことは、ある意味すごく深い関係だ よ」とか。

 

まあ結局は男女入り乱れてのラブコメ的な展開になって、そこがテレビになるのでしょう。んでも、この作品の魅力は、ポリティカリー・コレクト な、予定調和的なセリフがほとんどなく、その毒成分が読んでて面白い点だと思います。

ただ、毒のための毒というレベルの低いものではなく、それなりにリアリティも合理性もある、本当に現実を動かしている中枢部分である「本音毒」だから笑えるんだと思います。

しかし、それだけに、これ、原作のテイストを損なわずに本当に放映できたのか なー?と。

 この文章は、APLaC本家の今週のエッセイ823回の一部をリライト編集して掲載しました。

 

 

 

 



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